【焼き菓子:個包装】3人体制から1人へ!福岡の老舗ケーキ屋の包装作業効率化事例

コパックン(自動包装機械)

焼き菓子個包装の救世主?!

こんにちは、ライターの友永です。

今回は、福岡市西区から佐賀方面にかけて、「コパックンJr」のユーザーさんたちを訪ねる旅に出発!ご一緒したのは、有限会社三邦コーポレーションの社長・史雄さんと、三邦さんのホームページ制作を手掛けるワードメーカー株式会社の狩生さん。第1弾となる今回の旅で、どんな出会いが待っているのでしょうか?

それでは、はじまり〜はじまり〜

こんな場所に本当にケーキ屋さんがあるの??

と、ナビを頼りに車を進めると、突然、周囲の風景からは想像もつかないおしゃれな建物が目の前に現れました。

今回ご紹介するのは、「Strawberry on The Palette(ストロベリー・オン・ザ・パレット)」さん。ここは、福岡県福岡市西新で40年の歴史を誇る老舗カフェ&ケーキ屋さん「Strawberry Fields(ストロベリーフィールズ)」の姉妹店です。

ストロベリーオンザパレット外観
▲「あったーっ!!」と見つけたときは安堵な気持ちと、このおしゃれな外観に心がわきます

ストロベリーフィールズ西新店
▲西新にある「ストロベリーフィールズ」さんの外観は、全く異なる雰囲気。
西新店には喫茶店が併設されています(写真:ストロベリーフィールズ公式サイトより)

福岡では名の知れた「ストロベリーフィールズ」という名前ではなく、「ストロベリー・オン・ザ・パレット」と新しい名前でテイクアウト専門店としてオープンしたお店には工場も併設されていました。

ストロベリーオンザパレット内観
▲店内には、美味しそうなケーキや人気の焼き菓子、
そしてデザインが素敵なケーキ箱がディスプレイされています

地域の人々に愛され続けて40年。昔ながらの温かい雰囲気が魅力のケーキ屋さんが、新たな挑戦としてオープンしたお店で活躍するのは、焼き菓子の個包装を劇的に楽にしてくれるという“小さな救世主”、お菓子自動包装機械「コパックンJr」。今回は、この新たな仲間がもたらした変化や、その頼もしい働きぶりについて、お話をお聞きしました。

ストロベリーオンザフィールズの工場長とコパックンJr
▲案内してくださったのは、工場長の奥本浩司さん(写真左)。
実は奥本さん、パティシエではなくフレンチシェフのご経歴をお持ちなんだとか

■企業情報
有限会社エス・エフ・マーケット
福岡県福岡市早良区西新5丁目4-19
http://strawberry-fields.co.jp

■店舗情報
ストロベリーフィールズ 西新店
福岡市早良区西新5-4-19

ストロベリーフィールズ 南庄店
福岡市早良区南庄3-22-8

ストロベリーオンザパレット
福岡市西区田尻東3-2576-5
https://www.instagram.com/strawberry.on.the.palette/

名前を変えたのは「新しいことに挑戦したかった」から

史雄:あの「Strawberry Fields(ストロベリーフィールズ)」さんが、新たな名前で新店舗をオープンしているなんて知りませんでした…!!

ストロベリーフィールズのロゴ
▲このロゴでお分かりいただける方も多いのではないでしょうか^^
(写真:ストロベリーフィールズ公式サイトより)

奥本さん:そうですね、まだご存じない方も多いかもしれません。

史雄:福岡市内に3店舗あって、西新と南庄のお店、どちらも行ったことがありますが、ここは名前だけでなく、雰囲気も全然違いますね。

奥本さん:はい、社長の想いがいろいろとあり、長年「ストロベリーフィールズ」という名前でやってきましたが、全面リニューアルして心機一転やっていく方向で進めています。

史雄:そうなんですね、40年という歴史があって、めちゃくちゃ老舗なんだけど、常に新しいことへチャレンジしているので全く古さを感じない!

友永:本当ですね。お店のディスプレイにも使われているケーキ箱のデザインもすごくいいです!

狩生:色もグレーでオシャレだし、すごく考えられていますよね。

奥本さん:はい。ケーキ箱や袋はデザイナーさんに依頼して、デザインしてもらいました。新しいブランドとして、これまでの経験を活かしつつ、もっと多くのお客さまに喜んでいただけるよう、今まさに新たな一歩を踏み出したところです。

ストロベリーオンザパレットのケーキ箱 ▲新たな世界観でしっかり作り込まれたケーキ箱は、
商品の美味しさが引き立つシンプルでおしゃれなデザイン。お店のインテリアとしても馴染みます

展示会での出会いから3年で自動個包装機械導入へ!

狩生:三邦コーポレーションさんとの出会いを教えていただけますか?

奥本さん:社長が展示会に行ったことがきっかけです。その際、三邦コーポレーションさんのブースに立ち寄り、「うちも焼き菓子が多いからなぁ〜」と気になっていたそうです。それから3年ほど経って、導入しました。

友永:購入するかどうか悩まれていたんですね。

奥本さん:そうですね、導入のタイミングもあったのですが、正ピロー包装機にするか、逆ピロー包装機にするかということで迷っていて…。

友永:コパックンは逆ピロー包装機なのですが、決めた理由はなんですか?

奥本さん:焼き菓子が直接置けるということと、機械のサイズがコンパクトなのが主な決め手ですね。 展示会やネットで、正ピロー包装機も調べてみたのですが、結構ラインが大きいものばかりだったので。

史雄:「サイズがコンパクト」なのは、多くのユーザーさんに喜ばれています!

友永:機械の使い始めに使いづらさなどはありませんでしたか?

奥本さん:そうですね。正直にいうと、制限がかかるところが少し…。

友永:セ・イ・ゲ・ンですか???

奥本さん:はい、商品の重さや大きさに「これ以上は難しい」というのがあって。あと、焼き菓子をひっくり返してシールしていくから、ひっくり返せないお菓子には使えません。

友永:「ひっくり返せない」というのは、お菓子の上に何かが乗っていたりするものですか??

奥本さん: そうです、絞りだしクッキーの上に、チョコを乗せて焼いてあったりすると、チョコがひっくり返ってしまったり、潰れてしまったり…。

「うちの商品は自動個包装できるかしら?」と不安に思われたお客さま。安心してください!みなさんの大切な商品が個包装できるか、テスト包装を行っています。こちらの入力フォームに必要事項をお書きの上、送信してください。
無料テスト包装

ストロベリーオンザパレットの焼き菓子▲焼き菓子の中でも、商品のサイズや形状によっては個包装の仕方を変えているそう

焼き菓子の自動個包装機械とご対面!

史雄:では、工場長の奥本さん、ご案内をよろしくお願いします!!

いざ、工場内へ!

ストロベリーフィールズの製造現場▲動線もしっかりと考えられていて、綺麗な工場でした。
ゆったりとした音楽がかかっていて、作業に集中できる環境も◎

史雄:とても綺麗な工場ですね!

奥本さん:工場ができて3年が経ちます。ここでお店に出すケーキや焼き菓子などの商品を全て作っています。

ストロベリーフィールズ  ストロベリーフィールズ▲工場内ではパティシエのみなさんが、一つひとつ手作りでケーキを作られていました!
甘い香りが、ふんわりと心を和ませてくれます

と、そこで

コパックン発見!▲馴染んでますねぇ〜♪

史雄:おおっ! コパックンJr!! 久しぶり〜

友永:まるで、お嫁にだした娘に再会するシーンを見ているようです(笑)。自動個包装機械を使って何年になりますか?

奥本さん:3年になります。

友永:それまでは焼き菓子の個包装は手作業でやられてたんですよね。

奥本さん:そうです。袋に詰め込んで、シーラーを通して密封し、さらにシールを貼る作業が大変で(泣)。1日がかりでやっていました。

友永:大体、1回にどれくらいの量を個包装するんですか?

奥本さん:1回で2〜300ほどの焼き菓子を焼きます。

狩生:それをシーラーで個包装するのは気が遠くなりそうです…。

奥本さん:そのシーラーは今、店頭にあるんですけど、置いたらある程度流れてきます。ただ、機械にうまく通す作業が大変なんです。

狩生:何人がかりで作業されていたんですか?

奥本さん:2人でお菓子を袋に詰め、それを1人がシーラーに流すといった感じでした。

以前使用していたシーラー▲以前使っていたシーラーは店舗で活躍中!機械に通す作業が大変だったそうです。
この日、ちょうどシーラーの左にあるお菓子をシールされていました

友永:1日中、つきっきりでシーラー作業は大変ですね。

奥本さん:はい、焼き菓子を焼く日が決まっているので、それに合わせて3人体制で行っていました。

友永:それが自動個包装機械「コパックンJr」を使うことで、何人でできるようになったんですか?

奥本さん:1人です。

友永:おお! 個包装作業が、3人から1人! 時間的にはどうですか??

奥本さん:300個を20〜30分で終えるようになりました。

焼き菓子の自動個包装機械▲えらいぞ!コパックンJr!!

狩生:今、コパックンは毎日使われてるんですか?

奥本さん:焼き菓子を焼くのは週に2回ぐらいで、その時にまとめて作ります。

狩生:じゃあ、その時は週2回で1日にもう、結構作れるということですね。

奥本さん:そうですね。 お菓子を焼いて、包装するまで、半日で終わるようになりました。 効率はすごくいいです。

ホワイトデーとかクリスマスとかバレンタインとかの繁忙期は、1回1000個ぐらいとか。

友永:3年使って何か不都合とかってありますか?

奥本さん:今の所、特にないですね。最初フィルム交換作業に慣れたみたいなとこがちょっと。

ストロベリーフィールズのロゴが入ったフィルム▲ロゴ入りのフィルムで個包装していきます

友永:導入する時に、コパックンと比較された機械はありますか?

奥本さん:卓上ピロー包装機も検討していました。

史雄:そうなんですね! でも、弊社が 九州の会社であるっていうことで近かったこともあって、社長さんも安心して選んでくれたのでは?!と勝手に思っています(笑)。

奥本さん:確かに、それはやっぱり大きいですよ。もし機械トラブルがあった時は、近い方がいいなっていうのはありますよね。

史雄:あと、社長と私の気があったから(笑)。

奥本さん:お付き合いする会社との相性はとても大事ですね!

自動個包装機械で包装されたお菓子をご紹介

史雄:実際にどの焼き菓子が包装されているのか、教えていただけますか?

再び、店舗へ移動!!

自動個包装機械で個包装されたストロベリーフィールズの焼き菓子▲主にフィナンシェや焼き菓子の個包装にコパックンが使われています

ストロベリーフィールズの焼き菓子の中でダントツ人気No1の「キュナンシェ」▲人気の「キュナンシェ」

奥本さん:うちで人気の「キュナンシェ」はプレーンのほか、福岡県産あまおう、熊本県産和栗、熊本県産ブルーベリー、宮崎県産日向夏、鹿児島県産安納芋と、九州産の食材をふんだんに使ったフィナンシェの詰め合わせです。

2年連続九州福岡お土産グランプリを受賞しました。

2年連続!!!!

狩生・友永:それは絶対にお土産で買って帰りましょう!!

ジェラートアイスケーキはネットで購入できます♪

友永:ケーキは見てても食べても幸せになりますよね〜。

奥本さん:そうですよね。ケーキを作る仕事って、人を幸せにできる仕事だと思うんです。これからもその気持ちを大切に、多くの人においしさを届けていきたいですね。

狩生:こちらにあるのは冷凍ですか?

奥本さん:そうです。ジェラートアイスケーキになります。こちらでジェラートもやってるので。

ストロベリーオンザパレットのジェラートアイスケーキ▲ジェラートアイスケーキ。季節によって種類が変わります♪

ストロベリーオンザパレットのジェラート▲店舗ではジェラートも販売していて、この量で300円!
とっても嬉しい料金で美味しいジェラートが食べられます。これはほんとおすすめ!!!

狩生:冷凍で保存できるのはいいですよね。これはネットでも買えるんですか?

奥本さん:はい、ネットでも販売してます。

https://strawberry-fields.co.jp/

友永:全体的にですが、値段も優しい価格設定ですよね。 今、どこもなんでもめちゃめちゃ高いなか、ほんと嬉しいです。

奥本さん:普段食べれる金額設定にしています。

史雄:そこにはやっぱり藤井社長の想いがあるんですか?

奥本さん:そうですね。価格もあんまり高くするのは…という想いがあると思います。

史雄:それは嬉しいですね。 お土産やお祝いなど特別な日だけでなく、普段気軽に行けるケーキ屋さん。

進化を続ける老舗ケーキ屋さん

友永:「ストロベリー・オン・ザ・パレット」と進化をとげて「新しいことやるよ!」みたいなことを1つ教えてください。

奥本さん:これからは、ケーキの製造・卸売に力を入れていこうと考えています。

友永:店頭販売だけでなく、卸売にも注力されるんですね。

奥本さん:はい、店頭販売も続けつつ、ホテルなどからの需要に応えていきたいと思っています。

史雄:常に新しいことに挑戦する姿勢が素晴らしいですね。

奥本さん:ありがとうございます。お客さまに喜んでいただける商品作りを目指し、これからも努力してまいります。

史雄:これからの「ストロベリー・オン・ザ・パレット」さんの進化にコパックンJrが少しでもお役に立てていると思うと非常に嬉しく思います。今日は貴重なお時間をありがとうございました!

ストロベリーオンザパレットの製造現場を取材中▲店奥本工場長、お忙しいなか丁寧にご対応いただきありがとうございました!

ストロベリーオンザパレットさまありがとうございました!▲3人で撮影しようと3脚を準備しようとしたら「お撮りしましょうか?」とスタッフの方がお声がけしてくださいました。なんて素敵なお店☆ぜひ、お近くにお越しの際はお立ち寄りください

後日・・・・

史雄:親子ドライブでジェラートを食べにお伺いしました! 3男も大満足♪

  

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