坂本商事株式会社さまは、しなやかな喉越しが特徴の「島原手延べそうめん」、長崎名物「長崎カステラ」を中心に九州のオススメ特産品を取り扱っています。
また、グループ会社の株式会社セテラのECサイトでは島原そうめんのなかでも人気が高い「黒ごまそうめん」の販売もしており、その美味しさからリピーターも多く、毎年お中元や暑中見舞いのご挨拶としても好評だそう。その美味しさは、auの株主優待にも選ばれるほどの折り紙付きです。
まずはSuper Air MINIを購入され、徐々に出荷数も増えてきたので弊社の勧めでSuper Airを購入されました。
エアー緩衝材製造機を導入する前は、「梱包作業の効率化と「配送時の破損事故」に悩まれていました。しかし、導入後には誰でも簡単に梱包でき、商品破損によるクレームもなくなりました。
坂本商事株式会様
地域:長崎県島原市
通販サイト:島原そうめんのセテラ https://www.rakuten.ne.jp/gold/settella/
導入機械:Super Air と Super Air MINI(はじめにMINIを購入し、出荷数が増えて緩衝材製造が間に合わなくなったのでSuper Airを購入)
包装商品:島原手延そうめん、黒ごまそうめん、島原手延うどん、長崎カステラ、博多ラーメン、九州銘菓丸ぼうろ
課題
■物流での衝撃による商品破損からクレームが発生
■梱包作業に時間がかかり、作業効率が悪い。特に繁忙期は大変
■商品サイズに合わせてダンボールを加工していたので、経験の浅いスタッフには梱包作業が難しい
解決策
■ダンボールと商品の隙間にエアー緩衝材を入れて振動、衝撃を吸収
■ダンボールは加工せず、商品との隙間にエアー緩衝材を詰めるだけにした
効果
■商品を安全にお届けできるのでクレームがなくなった
■梱包作業のスピードが上がり(梱包時間が1/2に!)、誰でも同じ梱包品質を保てるようになった
■緩衝材の在庫を抱えなくてよくなった
エアー緩衝材製造機導入前の悩み
輸送時の衝撃で起こる商品の破損を無くしたかった
商品を輸送するときの衝撃から起こる「商品破損」に対して大きな悩みを抱えていました。
今までは商品とダンボールの間に隙間を作らない梱包方法をしていて…。そうするとクッション性がないため、物流での衝撃が直接、中の商品に伝わって破損したり、他の荷物の下敷きになって商品が潰れたり…。カステラは特に潰れやすいので。これらの商品破損がクレームにつながっていました。
梱包作業に時間がかかるし、仕上がりに個人差もあった
梱包作業の「簡素化・効率化」の悩みもありました。
1日に100個以上もの量を少人数で出荷しなければならず、お中元やお歳暮の繁盛期はさらに多くなるので本当に大変で! しかも、商品との隙間の大きさを見て、それに合うようにダンボールをカットして折り曲げたりしていたので、1つの梱包が完成するのに非常に時間がかかっていました。
さらに、経験がある人はうまくできるけれど、慣れない人は仕上がりがガタガタになったりと、人によってクオリティも違っていたんです。
具体的にどういう梱包をしていたかというと、1つの方法はそうめんとカステラなどの組み合わせ出荷のときにできる隙間埋めに、緩衝材としてダンボールを切った平板材を使用していました。
まず、ダンボールに商品を詰めて→商品とダンボールの間にできた隙間の形状を見て、平板材を切ったり折ったり加工して隙間を埋め→テープでとめる。とにかく大変でした。
2つ目は商品の高さに合わせてダンボールの四隅を縦にカットし、ピッタリに調整して梱包する商品もありました。これは先ほども言ったように輸送時の衝撃で商品の破損事故が多かったです。
導入してからクレームも減り、梱包時間が1/2に
実はこれらの悩みを解決するために、一度は出来上がった緩衝材を購入したこともあります。
ところが、注文してからスグには届かないし、コストも結構高くついてしまって…。
だからこそ緩衝材を自分たちで作れることを知った時は本当に魅力的だと思いました。必要な時に必要な量の緩衝材を作れるという点も、決め手の一つです。
エアー緩衝材製造機導入で悩みは解決できました。
輸送時の衝撃から商品を守ることができるようになった
エアー緩衝材を入れることで、外の箱は潰れることはあっても中身の大切な商品は潰れません。ダンボールを加工して梱包していたときより、はるかに楽で安全に商品をお届けできるようになったので、クレームも減りました。
クレームがあると電話がかかってきて、「事務所が対応する時間」「現場で再度梱包して郵送する時間」「運賃」がかかりますから…。それがなくなったことでも仕事の効率がすごくよくなりました。
梱包時間が1/2に! 業務の効率化はスタッフにも評判
エアー緩衝材を使うことで、ダンボールに商品を詰めて→緩衝材を入れて→テープを貼るだけで作業が完了し、梱包作業のスピードが格段に上がりましたね。具体的には、以前の方法で梱包を1つ終わらせている間に、2つはできるようになりました。スタッフも大喜びです。
エアー緩衝材製造機を導入して良かったこと
エアー緩衝材製造機を導入して良かったことは主に3点あります。
- 梱包するのに考えなくてよくなった
- 緩衝材の保管スペースが省スペースになった
- 故障があっても代替機で対応してくれるので安心
梱包するのに考えなくてよくなった
エアー緩衝材製造機を導入してよかったと思った1つ目は、梱包の時に考えなくてよくなったことです。
以前は、隙間の大きさに合う段ボールの加工でどれぐらい平板材が必要か、段ボールを何センチ切って折ったらいいかなどなど、考えなければいけませんでした。それが隙間にエアー緩衝材を何も考えずに詰めるだけ。忙しいときはとにかく詰めて詰めて詰める。
スタッフには「ふんだんに使っていいので詰めてください」と伝えています。段ボールを商品サイズに合わせて切っていたときより、サイズは大きくなりますが、そこまで運賃は変わりません。箱さえ小さくして運賃を安くするというよりは時間を早くする方が優先順位が高かったので。
緩衝材の保管が省スペースになった
今回の導入で、緩衝材の保管場所が小さくなった事もメリットでした。
緩衝材をまとめてネット注文していたときは、その保管場所も困っていました。エアー緩衝材製造機はコンパクトなので省スペースで助かります。また、必要なときに大きな緩衝材を棚から下ろして、使い終わったら余った分をまた棚に上げてという作業もなくなったのも嬉しいです。
故障があっても代替機で対応してくれるので安心
故障があっても代替機を送ってもらえるので安心です。緩衝材がないと仕事が止まってしまうので、私たちにとっては携帯電話と同じくらいなかったら困ります。
エアー緩衝材製造機の活用について
はじめはSuper Air MINIを利用していたのですが、出荷数が増えて来たのと「緩衝材ができるスピードが全然違う」と三邦コーポレーションさんの専務に勧められてSuper Airも購入しました。
Super Airに変えてからは、スピードがずいぶん違いますね。Super Air MINIのときは前日に作っていたんですが、必要な時に作れば良くなりました。梱包しながら足りないと思ったらスグにカバーできるのは大変助かります。
現在は、少し高い棚の上に機械を置いて、できあがった緩衝材が下に置いてあるダンボールに溜まるようにしています。
Super Airが加わってからは本当にスピードが違います!
今後の展望
現在は、生命保険会社の営業の方たちがお客さまにお配りするノベルティとして使われることも多くなってきました。
今後は取扱商品を増やしていく予定で、実際に冬の商材としてお肉を商品開発しているところです。他にも先ほど言った営業の皆さまのノベルティとしての需要があるとわかったので、ゼリーのパッケージに名刺を挟める工夫をしているところです。
当社のECサイトで購入する場合は、着日指定ができたりのしをかけて記名まで承っています。手間をかけて包装も丁寧にしているので、そう言ったことは継続していきたいですね。Amazonでの購入もできるのですが、そちらは比較的簡易的でいいので急いでおられる方が多いかな。
これからも、お客さまのお買い物シーンに合わせて喜んでいただけるようなご提案を考えていきたいです。
おわりに
坂本商事さまの事例から、エアー緩衝材製造機はお荷物を受け取る側にも発送する側にも運送会社さまにも良いというのがご理解いただけたのではないでしょうか。
商品がたくさん売れても、
- 出荷に時間がかかって残業したり休日出勤するなどスタッフが疲弊している
- 商品破損でお客さまからのクレームも増えた
- 定型の段ボールサイズでは無いので、運送会社の配達員さんが荷積がやりにくそう
といったことがあっては困ります。
今回の記事を読み、一度エアー緩衝材製造機を使ってみたいと思われた方は、デモ機をお貸ししますのでご連絡ください。(デモ機貸し出しはリンク先の右サイドメニューTOPにあります)